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ロシアラグビーの歴史

プール戦クライマックス!

ラグビーW杯Japan、日本チームが大活躍ですね! 残すはスコットランド戦(10月13日(日)、横浜、19:45〜)  いい勝負を期待しています!!

ロシアチームはというと、今のところ3戦3敗中。残るプール戦は、やはり、スコットランド戦(10月9日(水)、静岡、16:15〜)。スコットランドの試合残数が多いですね。

ロシアはこの日、4試合目。決勝トーナメント進出はさすがに厳しいでしょうが、日本で1勝は納めて帰ってほしいなと思います。

ところで、ロシアのラグビーって……?

私はラグビーの完全なるにわかファンで、ラグビーについて知っていることは、タックルがある、ボールは後ろへパス、物干し竿のようなゴールがある、ニュージーランドが強い、日本ラグビーは神戸製鋼、あと五郎丸! ……少ない知識をようやく絞り出してこんな感じ。とても少ない😣アチャ−

正直、ロシアのスポーツといえば、アイスホッケー、フィギュアスケートといった冬のスポーツが強く、あとはサッカーが人気というイメージで、ラグビーが強いは思いもよりませんでした。。

そんなわけで、この機会にロシアラグビーについて調べてみました。

初の公式戦は1923年

ロシア……というより旧ソ連で初のラグビー公式戦が行われたのは、1923年9月のことです。

ちなみに、今回この記事作成にあたり参考にしたのは、Yuriy Platika氏の運営するサイト「RUGGER.INFO」(中でも、ロシアラグビーの歴史)です。Platika氏は、ウクライナ・ナショナル・ラグビー連盟の報道局長を務められたのち、このRUGGER.INFOを設立されたようで(Facebook情報)、ラグビー愛に溢れた本サイトから、ラグビーに対す並々ならぬ熱意が感じられます。

話をラグビーの歴史に戻しましょう。

この初の公式戦で戦ったのは「労働者体育協会」チームと「モスクワ川ヨットクラブ」チーム。「労働者」ってところが、時代を感じさせますね(^_^;)

ラグビーの敵はイデオロギー?

その後、1936年の選手権大会を皮切りに、1938、1939年と順調に選手権大会が開催されていくかと思いきや、開催が完全に中断してしまいます。なんと、「西側諸国ネガティブ・キャンペーン」の一環として。政府当局曰く「紳士の野蛮なスポーツ」だ、と。(Wikipediaの「ロシアのラグビー」というページでは、もう1つの理由として、将来有望なスポーツとして、スターリンが「ラグビーよりアイスホッケーを推した」というのも挙がっています。)

「野蛮な」というのは、またひどいレッテルを付けられたものですね……。ラグビーが野蛮の部類に入れられると、同類扱いできそうな格闘技が他にもたくさん出てきてしまうかも……? と素人目には思ってしまいます。いずれにしても、当時ラグビーを頑張っていた選手たちにはかわいそうなことです。

雪解けと共に復活

1960年代、いわゆる「雪解け」時代です。これは、当時の当局トップであったフルシチョフ第一書記が、スターリン批判を始め、西側諸国に歩み寄りを見せた時代です。この頃にラグビー選手権大会は復活、1968年以降、途切れることなく開催され続けています。

ロシアラグビー、2つの時代

  • ガガーリン空軍士官学校時代

ラグビー選手権大会の復興後、最初の2大会は「モスクワ工業大学」チームが勝利を収めましたが、それからしばらくは、モスクワ郊外のモニモに拠点を置く「ガガーリン空軍士官学校」チームの天下でした。1969年から20年の間に9回優勝しています。

「空軍」チームが優勝しない年は、モスクワ勢が頑張りを見せたようですが、時に優勝を奪いにくるチームがありました。キエフの「アヴィエイター」(1978)とグルジア(現ジョージア)のクタイシ勢(1987~1989)です。クタイシとはジョージアの第2の工業都市です。

にわかファンの私は、今W杯にジョージアが参加しているのにも驚きました。しかし、実力の出場だったわけです。

  • クラスノヤルスク時代

1990年代に入ると、新たな時代がやって来ます。クラスノヤルスクの「クラースヌィ・ヤル」チームが1990年、1991年に選手権大会を制覇し、その後2年はトップの座を逃すも、1994年から5年連続優勝します。これは大会記録となっています。

「クラースヌィ・ヤル」、何か聞き覚えが…… そう! 本サイトでひそかに応援をしている、ロシアチームの最年長ガルブゾフ選手が所属するチーム♪ 強いチームだったんですね~! (今ごろ……(笑))

ちなみに、Platika氏によると、「空軍チーム(訳注:2002年より「VVAポドモスコヴィエ」と改名)は、外国の強豪助っ人を定期的に得ることができる現在のシベリア勢(訳注:クラスノヤルスクはシベリアに位置)に予算の面でも負けている」とのこと。

チームの事情がいろいろあるんですね~。なんだか、日本のプロ野球みたい。

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