文化

ロシア人トリセツ

訪日ロシア人増加中

ここ数年、日露間を往来する人が増えているとのこと。(2019年現在)

ロシアを訪れる日本人の数は2017年で10万人を超えています。また、訪日ロシア人の数は、2010年には5万人であったのが、2018年には9万5千人に手が届きそうなほどです。(参考:日本政府観光局HPより)

日本人がロシア人と接触する機会は今後も増えていくことでしょう。

ロシア人との付き合いにはトリセツが必要?

1つの国の国民をひとくくりにして「みんなこうだ!」というのは危険だということは充分承知の上です。

「日本人なら眼鏡をかけている」なんてこと言われたらあまり気分はよくなかったりしますもんね。あるいは、最近だったら「日本人男子はバーチャル女子にしか興味がない」とか。

「そんなことない!」と声を大にして反論したい人も多いでしょう。(あ、でも、私は確かに視力悪いけど……(=_=))

それでも、「日本人って……」と思うこと、あります。同じように「ロシア人って……」と言いたい側面があります。

そして、「なんでロシア人って……(困惑)」と思うことも、少なからずあります。

違う国民性と触れ合うときにカルチャーショックはつきものです。違いを楽しむことができれば、人生何倍も楽しくなるわけですが、一歩間違えるとストレスにもなりかねない。

そんなわけで「ロシア人トリセツ」です。

本トリセツの論拠を私の経験から……書ければよいのですが、一個人の独断と偏見に陥る可能性が大きいので、ここではこちらの本を参照しながら、筆を進めたいと思います。

N.ヴォリスカヤ他著、”Можно? Нельзя? Практический минимум по культурной адаптации в русской среде”(『OK? ダメ? ロシア社会での文化受容に必要な実用ミニマム』)、2004年、4刷、Русский язык. Курсы出版社

ま、どういうリソースのどういう部分を引用するかは私個人の独断と偏見になってしまいますが、ひとまずは指針としておきます。

この本は、ロシア人との交流経験のない外国人(非ロシア人)がロシア人にとっての常識・非常識を知り、ロシア人と交流する上での道標となるべく書かれたものです。(序文より)

そして、まさに「ロシア人環境に置かれた外国人のカルチャーショックを和らげる目的」を持って書かれたとのこと。(5ページ)

2004年(初版は2001年)に発行されたものなので、情報の古いところが多少あるもしれませんが、今のところ、そこそこの年数をロシアと付き合ってきたつもりの私の目には、この本に書かれていることはまだ真実味を保っていると思います。

本書以外にも、参考になるような図書があれば、それにも触れていきたいと思います。

そんなわけで、ロシア人トリセツ、いってみましょうー(^O^)

ロシア人とお金について

ロシア人と時間について

ロシア人と仕事について

ロシア人と家族について

ロシア人と職場の対人関係について

(他、続く……かも?)

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